2019年2月16日土曜日

WinRMの設定を行った時の問題と解決方法

1.はじめに

Windows2012のサービス監視のためHinemosエージェントをインストールし、
WinRMの設定を行ったところエラーが発生したための解決までを記載

・当初予定していた作業の流れ
Hinemosインストール後、以下のコマンドを管理者で起動したPowershellで
順番に実行することでHinemosマネージャ側からプロセス監視が可能となる。

・WinRMの有効化
winrm quickconfig
・Basic認証許可
winrm set winrm/config/service/auth '@{Basic="true"}'
・平文許可
winrm set winrm/config/service '@{AllowUnencrypted="true"}'
・アカウント設定



2.発生した問題

WinRMを有効化のためのコマンドを実行したところ以下のエラーが発生
PS C:\Windows\system32> winrm quickconfig
WinRM サービスは、既にこのコンピューターで実行されています。
WSManFault
    Message
        ProviderFault
            WSManFault
                Message = ファイアウォールの状態を確認できません。
エラー番号: -2147024894 0x80070002
指定されたファイルが見つかりません。

また、平文許可のコマンドを実行時もエラーが発生
PS C:\Windows\system32> winrm set winrm/config/service '@{AllowUnencrypted="true"}'
WinRM サービスは、既にこのコンピューターで実行されています。
WSManFault
    Message
        ProviderFault
            WSManFault
                Message = 指定したファイルが見つかりません。
エラー番号: -2147024894 0x80070002
指定されたファイルが見つかりません。


ファイアウォールの設定は、個別にTCP5985を例外に追加しておくことで
エラーは出るが無視できる。
AllowUnencryptedがfalse状態では、プロセス監視が行えないため
True状態に変更する必要がある。


3.確認したこと

複数あるネットワークインターフェースの1つのネットワークプロファイルがパブリックになっていることが原因の1つでありそうだったが、
ネットワークプロファイルを設定変更の許可が出なかったので未確認


4.解決した方法

①グループポリシーエディタを利用し設定変更

「gpedit.msc」を実行し、ローカルグループポリシーエディターを起動し
左のツリーより[コンピュータの管理]-[管理テンプレート]-[Windowsコンポーネント]-[Windowsリモート管理(WinRM)]-WinRMサービス を選択し「暗号化されていないトラフィックを許可する」をダブルクリックします。


暗号化されていないトラフィックを許可する画面で、[有効]を選択し「OK」ボタンを押します。



②レジストリの修正でも可能

以下のレジストリを0:falseから1:tureに変更する。
Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows\WinRM\Service
Value NameAllowUnencryptedTraffic
Value TypeREG_DWORD

参考









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